
時間ごとの飲泉指示、各回の源泉番号、「飲用済み」の記録、吐水口までのミニマップ。ポータルにおける飲泉療法の仕組みを解説します。
ベースになっているのは温泉療養医の紙の処方カードです。「朝・昼・晩」の3つの列に、それぞれ飲む量(ml)と源泉番号、「食前N分前」「N分かけて飲む」といった指示が記されています。この画面は開発者の想像ではなく、その実際の処方カードに基づいて作られました。
そのため、飲泉ごとに指定の源泉が異なるのが最大の特徴です。1日6回の処方で3か所の異なる吐水口を回ることもあり、ポータルは順番通りではなく、実際にタップした回の記録としてカウントします。
時間帯、時刻、飲む量(大きく表示)、公式源泉番号の丸アイコン、吐水口の写真、ミニマップ、そして«ルート»ボタンが表示されます。その上には処方の詳細タイルがあり、食事の何分前か、何分かけて飲むか、療法の期間(日数)、医師からのメモがある場合はそのメモが並びます。
食事との連動は必須ではありません。処方には「食前」「食後」「食事中」、そして«食事と連動させない»の4つの設定があります。後ろの2つでは分数は表示されません。

医師がカードに書く番号は、吐水口のプレートと一致している必要があります。カルロヴィ・ヴァリ市の公式番号は№1から№12まで完全に網羅されています(ヴジードロには3つの吐水口があるため、登録データは14件あります)。
かつて番号がずれてムリーンスキー源泉が6番ではなく7番になってしまい、「№6」のカードで何も表示されないことがありました。現在は自動チェックで管理されています。ここでの「目分量」の修正は、ゲストの無駄足につながるからです。
どの吐水口もコロネード全体の位置ではなく、個別の地点が地図上に登録されています。例えばスカリニー源泉は全長130mのムリーンスカー・コロネードの端にあり、コロネード中心とは73メートルの差があります。
スマートフォンの位置情報で源泉から60メートル以内にいることが確認されると、飲泉の記録が確定します。以前は判定半径が広すぎたため、どの吐水口にいても記録されてしまっていました(ムリーンスキー源泉からルサルカ源泉までは26メートルしかありません)。
60メートルあればコロネード同士を区別できますが(ヴジードロまでは234メートル)、26メートルしか離れていない2つの源泉を判別できるスマートフォンは存在しないため、ポータルでもそこまでの判別は行いません。
医師は処方設定のスイッチにより、ゲスト自身に源泉を選ばせることができます。その場合、時間、量、食事との間隔、飲む時間は医師の指示通りですが、吐水口は«源泉を選択»ボタンから選べます。シートには14すべての源泉の番号、温度、CO₂含有量、効能が表示されます。
変更された源泉の下には«医師の処方:№N»と表示され、患者が医師の処方カードを直接書き換えることはありません。回診画面では、ゲスト自身が選んだ飲泉の番号が金色で強調表示され、医師がひと目で把握できるようになっています。
再訪で前回の処方を熟知している場合は、«自分のアカウントに複製»ボタンを押すと前回のスケジュールがコピーされ、今日から開始されます。コピーされるのはスケジュールであり、過去の飲泉履歴ではありません。
複製されたスケジュールにはマークが付きます。医師は回診時に«ゲスト自身が再開»というバッジを確認し、診察時に新たな処方でそれを上書きします。診察を待つ間に3週間の療養のうち1週間を無駄にしないための仕組みです。
飲泉療法の修正は、新規の処方扱いになります。 以前の処方は終了して今日から新しい処方が始まり、「N日目」のカウンターは1日目にリセットされます。これは従来通りの仕様ですが、現在は医師向けボタンの手前にも明記されています。
07:30になるとスマートフォンに通知が届きます(例:6番源泉から200 ml、朝食の20分前に10分かけて飲む)。カードを開いて«ルート»を押し、吐水口まで歩いて水を飲み、飲泉を記録します。ウォッチの手元でも同じ内容を確認できます(詳細)。
デモページ `#/springs/demo` はログイン不要でアクセス可能で、実際の表示イメージを確認できます(データの保存は行われません)。
飲泉療法を処方するのは受付ではなく医師です。しかし、初日にスマートフォンで飲泉メニューをどこで確認するかを案内するのは受付であり、ダッシュボードで処方がまだ完了していないゲストを確認するのも受付の役割です。
滞在カレンダー — 1日のスケジュールにおける飲泉。
栄養と水分 — 飲泉療法が1日のバランスにどのように反映されるか。
文字盤:各数値の意味 — 手元で確認する同じ飲泉情報。
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