
ゲスト1人につきA4用紙1枚のシート、当ホテルの評価と並んで印刷されるGarmin独自の判定、そして「患者への推奨事項」と「全館へのお知らせ」を兼ねる単一の仕組み。
朝の回診は機器セットを貸し出されたゲストごとのシートであり、印刷して使用します。シートの構成順は、患者の識別情報、昨夜と前日のデータ(今回の滞在中のゲスト自身の平均値の列付き)、24時間の推移グラフ、フラグ、本日のプログラム、提案される調整内容、そして医師の署名欄です。
「⌀」の列は、今日を除く今回の滞在におけるゲスト本人の平均値です。保養地において一般的な母集団と比較することには意味がありません。ゲストは各自の通常値を持って来館するため、そこからの乖離こそが重要になります。
シートは余裕をもってA4サイズに収まります。セクションを追加する際は高さを再計測します。上限273 mmに対して290 mmまで伸びてしまい、プリンターで医師の署名が切れてしまったことがありました。
シートには単一の睡眠図ではなく、睡眠、脈拍、ストレス、Body Battery、呼吸、血中酸素といった切り替えスイッチ付きの24時間の推移グラフが配置されています。データが存在する項目にのみボタンが表示されます。
初期状態では睡眠のみが有効になっており、従来どおりの範囲のグラフのみが印刷されます。その他の項目は医師が必要に応じて追加し、有効にした項目が用紙に出力されます。
同じ枠を共有するのは、目盛りが共通であるストレスとBody Batteryのみです。ポータル内には第2のY軸は一切存在しません。副軸があると、無関係なもの同士をいくらでも恣意的に関連付けて描けてしまうためです。
シート上には独立したブロックとして«Garmin独自の評価»が表示され、当ホテルの判定行には«(上記数値に基づくホテル独自の評価)»と明記されます。医師はそれが誰の見解であるかを識別できなければならず、そうでなければデバイスとポータルが匿名の単一の声として混同されてしまいます。
Garminからは、個人のHRV基準範囲(算出に3週間を要します)、HRVステータス、睡眠スコア、回復までの所要時間が取得されます。Garminはインターフェース経由で推奨事項の文章自体を提供しておらず、フレーズのキー情報のみを返すため、実際の文言は当ホテル独自のものとなっています。
Training ReadinessはForerunner 165には一切搭載されておらず、上位モデル専用の指標です(モデル比較表)。
フラグは母集団ではなくゲスト自身のベースラインを基準に判定され、状態が十分に深刻な場合、ポータルはその日最も負荷の高い施術を回復系の施術に変更することを提案し、散策ルートを短縮します。
すべての閾値、その重大度、およびそれに応じて生じる対応については、専用の記事「医師が施術を変更する判断基準となる数値」に詳しく記載されており、どの施術が高負荷とみなされるかも説明されています。
提案はあくまで提案にとどまります。当日のスケジュールを変更するのは医師であり、ダッシュボードのアクションドロワーから行います(場所の確認)。
医師は「今日のレポート」の文章を自身の言葉で書き直すことができます。エディタには2つの入力欄があります。上段はそのまま送信される«ゲストに表示される文(DE)»、下段は«翻訳して保存»ボタン付きの«入力テキスト(RU)»です。
両方のテキストが保存されます。ゲストは常に自身の言語で読み、ダッシュボードには医師が記入した原文が残ります。ゲストの使用言語は、機器セットを渡す際に受付で設定されます。
医師が書いた内容が後からシステムによって勝手に上書きされることはありません。翻訳は保存時に1回だけ行われます。
「日時を指定した個別患者への推奨事項」と「指定日時に行う全館へのお知らせ」は、配信対象(個別のゲスト1人、「いまホテルにいる人」全員、あるいは全ゲスト)が異なるだけの同一の動作です。これらを別々に分けると、ひとつの機能を無駄に二分することになってしまいます。
配信チャンネルはアカウント、スマートフォンの通知、ウォッチの3つがあり、メッセージごとに個別にオン・オフできます。ウォッチ上では、メッセージは1日のタイムライン上の通常のイベントとして表示され、文字盤上で切り替わりアプリ内でスクロールして閲覧できます(詳細)。
メッセージの通知は飲泉のように30分前ではなく、指定されたちょうどその分に届きます。お知らせには「準備」が必要ないためです。

配信対象は作成時ではなく、送信の瞬間に判定されます。朝9時に夕方6時指定で作成されたお知らせは、6時に館内に滞在している人が対象になります。
チャンネル一覧が空であることは、指定がないことと同じではありません。指定なしは«3つすべて»を意味しますが、空は医師がすべてのチェックを外したことを意味し、これは設定ミスであって全配信する理由にはなりません。
セット用のアカウントとスタッフは対象から除外されます。セットは患者ではないからです。
回診は医師の業務であり、受付側には表示されません(受付が見る画面)。しかし、データを届けるのは受付の役目です。ウォッチの通信が止まるとリストが空になり、受付側で接続を確認して«同期»ボタンを押すことで解決します(詳細)。
また、受付はセットの貸出時にゲストの言語を設定します。この言語設定によって、医師の推奨事項がどの言語で表示されるかが決まります。
LONGEVITY: «今日のレポート» — ゲスト側から見た推奨事項。
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