
朝の回診シートは、宿泊者の昨夜の状態をその人自身の平均と比べて、調整案を出します。ここでは、すべてのしきい値、すべてのフラグ、そのそれぞれで何をするかをまとめています。
宿泊者はウォッチを着けて寝ます。朝になるとポータルはその人の昨夜を取り出し、年齢別の基準表ではなく、今回の滞在中のその人自身の平均と比べます。ずれがあれば、シートにフラグが立ち、重い施術を別のものに替える、 прогулку を短くする、医師に診せるといった調整案が出ます。
決めるのは医師です。ポータルが施術を勝手に変えることはありません。なぜそれが提案されているのかが分かる一覧を用意し、医師が同意するかどうかを判断します。
宿泊者に見えるのは結果だけです。その日のプログラムだけが表示されます。しきい値、フラグ、計算の中身はダッシュボードに残ります。
| 種類 | 見る問い | 比較する相手 |
|---|---|---|
| 1晩 | «この人は今日、負荷をかけてよいか» | 昨夜を、その滞在中の本人平均と比べます |
| 数日 | «そもそもプログラム全体が重すぎないか»。遅い夕食のあとの1晩の不調はノイズですが、同じことが3晩続けばノイズではありません。 | 連続した数日 |
初期値です。どれも医師がダッシュボード → ルールで動かせますが、許可された範囲内だけです。酸素のアラートを 80% に「調整」することはポータルではできません。
| 項目 | しきい値 | フラグ | 提案されること |
|---|---|---|---|
| 安静時心拍数が本人平均より高い | +5 回/分 | «安静時心拍数が高い» | 重い施術を別のものに替える、ヘルスルートを短くする |
| 心拍変動が本人平均より低い | −15% | 「HRV低下」 | 同じ |
| 睡眠が | 6時間 | 「短い睡眠」 | 夕方の施術を前倒しし、遅い時間のサウナは見送る |
| 睡眠スコアが | 100点中60点 | 「低い睡眠スコア」 | 同じ |
| 平均ストレスが | 50 | 「高いストレス」 | 呼吸セッションを追加し、飲泉療法の時間を確認する |
| Body Batteryの回復が | 40 | 「Body Batteryが回復していない」 | 負荷の高い施術を別のものに替え、ヘルスルートを短くする |
| 夜間の血中酸素が | 90% | 「酸素低下」 | 今日の施術の前にゲストを医師に診せる |
| 心臓負荷が本人の平均より | +50% | 「いつもより負荷が高い」 | 負荷の高い施術を別のものに替え、ヘルスルートを短くする |
| 項目 | しきい値 | 対応 |
|---|---|---|
| このずれが続いている期間 | 3日 | 今日だけでなく、残りの滞在全体を見直します |
| 傾向を見る期間 | 5日 | — |
| この期間の平均睡眠が次を下回る | 6.5時間 | 睡眠不足の蓄積です。朝の施術は遅らせ、夕方の施術は早め、あわせてゲストにひと声かけます |
| 1日のBody Batteryの最高値が次の幅で低下 | 10ポイント | 滞在全体の負荷を下げます。残りの週から重い施術を1つ外します |
| 酸素がしきい値を下回った夜が | 2夜 | ゲストを医師に案内します。もう一時的なものではありません |
同じ数値から1つの指標を作ります。Ouraでいう「Readiness」、WHOOPでいう「Recovery」と同じ考え方です。調整できるのは バランス だけです。各要素の重みと、色が切り替わる境目です。
| 項目 | 既定の重み |
|---|---|
| Body Battery | 30 |
| 心拍変動 | 25 |
| 睡眠 | 25 |
| 安静時心拍数 | 10 |
| 負荷 | 10 |
緑のゾーンは 75 点からです。«プログラムは変更なし» です。黄色は 50 点からです。 прогулка はおよそ30%短くし、脈拍は許容範囲の下半分に保ちます。それより下では、重い施術の入れ替えを提案します。
ある要素の重みがなくなる境目は、上のフラグが立つしきい値と同じです。ダッシュボードで同じ安静時心拍数に対して2つの違う判定が並ぶことはありません。

ウォッチで行ったテストは同じシートに入り、それぞれのフラグも立ちます。握力、5回立ち上がり、片脚バランス、6分間歩行です。しきい値を下回ると、シートは治療ではなく別の施術を提案します。まったく実施していない場合は、そのことも表示されます。実施方法はこちらの手順をご覧ください。